日経平均株価今日の終値は、９９９１．４９円となり、１万円台の回復も視野に入ってきた、

株だけを見て、経済、景気は回復している、と判断したのなら素人でも出来る判断であり、

私達は全世界に目をむけ情報を手に入れ、自己の判断で状況把握しなくてはいけません、

 

 

細かい事にまで目を向けて見ると、たとえば、私達業界に置き換えてみると、昨日９日の、

ニュースで、「５月末の、Ｈ形鋼在庫、先月比０．４％増加」　とありました、、、

先月比わずか０．４％しか在庫が増えていないと言う事は、在庫の調整もここで終わりか、

それとも多少の鉄鋼需要が戻ってきたのか・・・・いやいや、

 

 

過去歴史を見ると、鉄が動かないと景気は動きません、鉄が良くならないと、経済景気は、

良くなりません、

昨年来、鉄鋼各社は、６０ー７０％の減産を行っています、６０％ー７０％の操業ではなく、

３０ー４０％の操業下でも、このように在庫が増えているのです、現在も、引き合いなしで、

荷動きは低調なままでいるのです、相変わらず如何に需要がないのか分かります、、

現に弊社でも、取り引きがストップになっている新日鉄名古屋への鉄スクラップ納入が、

６月を過ぎてもいまだ復活せず、先方の製品在庫は相変わらず掃けないため仕入れが、

一切止まったままでいるのです、

 

 

この最終需要の減少は、私達業界以外様々な業種業界でいえるはずで、業界内だけの

はなしだけでは無いはずです、

そしてこの情勢と景気や様々な問題を無視している、株式市場も政府与党も、株価上昇、

景気回復、選挙有利、という図式で今後走り出して行くのでしょうか、

 

 

今度の日曜日１４日、弊社一休庵に、自民党内閣府特命担当大臣、野田Ｓ子議員が来店

訪問にきてくれます、

写真を撮って握手をした後、是非この問題で議論してみたいとおもっています、