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2009.05.11

業界情報

 

世界鉄鋼協会が発表した、09年の鉄鋼需要予想は、64年振りの減少率と

なっており、世界大戦後では最大、まさに激減予想となっています。

全世界 マイナス15%、米国 マイナス 37%、EU マイナス 29%、

日本 マイナス 20%、中国 マイナス 5%、

 

中国の鋼需要は、昨年までプラスを維持してきましたが、今年は減少すると

発表になっているのです、これは日本のメーカーなど期待が高かった分だけ、

落胆は大きく、さらに在庫が積みあがり今年後半に掛けて在庫の投げ売りが、

されるかもしれません、

 

私達の業界に置き換えても、以前小生が申しましたように、中国に掛けていた

企業は、今後さらに不安と在庫が積み上り苦しむ事になると共に、

今後、日本経済の指標である、鉄が動かない、と言う状況を考えると、過去の

歴史からしてみても、私達自動車リサイクル業界は、中古パーツも素材もまさに

デフレ状態に陥り、当分経済回復はありえないと言う事になります、

 

私達の業界は世界の流れの中にあり、全ての業種の景気判断に左右され易い

業態である事を忘れてはいけません、

3月4月の車両入庫の忙しさを引きずっている企業や、それを喜んでいた企業、

鉄や素材や、倉庫に自動車リサイクル部品の在庫を、山ほど抱えている企業、

連休明けの、中古リサイクルパーツの微々たる生産販売を、多忙な時期などと、

申している会社は、世界的な流れを読めず、本当の意味の危機感もなく、

私達のいる業界の生き残りに取り残される企業になるのかもしれません、

 

 

 

下記、本日付け業界関連ニュースをコピー

 

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4ー6月期粗鋼生産は記録的低水準の1829万トン  経済産業省ヒア

経済産業省は8日、鉄鋼メーカーからヒアリングした4ー6月期生産計画の集計結果を発表した。粗鋼生産量は前年同期比41%
減の1829万トンで、同期としては68年以来、41年ぶりの低水準にとどまる。
電炉メーカーが夏季減産を控え半製品在庫の積み増しを計画していることなどから、
1800万トンを下回った1ー3月に比べると約70万トン増加するものの、記録的な低生産が今期も続く見通しだ。

 

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日本鉄鋼連盟、3月の鉄鋼生産概況まとめる

09/05/11

 日本鉄鋼連盟は、3月の鉄鋼生産概況を発表した。それによると、3月の粗鋼生産量は、前年同月比46・7%
減の574万2000トンと6ヵ月連続で前年同月比減少した。前年同月比減少幅は2月を上回り、過去最大を更新した。
銑鉄生産量は前年同月比38・5%減の468万5000トン。6ヵ月連続で前年同月比減少した。
 熱間圧延鋼材の生産量も、前年同月比46・6%減の522万トンと、6ヵ月連続の前年同月比減少となった。
 粗鋼生産を炉別にみると、転炉鋼は前年同月比44・4%減の445万3000トン、電炉鋼は同53・4%
減の128万9000トンだった。転炉鋼は6ヵ月連続、電炉鋼も7ヵ月連続の前年同月比減少を示し、
電炉鋼は75年8月以来の低水準だった。
 鋼種別では、普通鋼が前年同月比41・9%減の484万8000トン、特殊鋼も同63・3%減の89万4000トンとなった。
普通鋼は6ヵ月連続、特殊鋼も5ヵ月連続で前年同月比減少が続いている。

 

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