2008.06.06
来社してもらったお客様から、よくお土産を、頂きます。
弊社では、そのお土産を、社長の、私でさえも、簡単に、口にすることができません。
普段よく、事務所の、机の上に、頂いたお菓子などが、ポンと置いてあったりしますが、
そのお土産は、誰からの、頂き物なのか、食べたい本人が、なぜ置いてあって、誰から
頂いたのかを、確認出来るまでは、決して、食べてはいけないルールがあるのです。
工場内にもっていってあげる場合は、誰からの頂き物なのか、説明して社員に配ります。
当たり前の事なのですが、これは重要なことで、誰から、貰ったのか、解っていれば、
来客中でも、お礼を、言えるし、後日、そのお客様から、電話等が、掛かってきた場合や、
次回、来社してくれた時など、食べた本人は、必ずお礼が言えるのです。
先日も、関東から、お客様が見えたときに、お土産を頂いて、私が直接受け取ったので
事務所に、誰々から貰った事を伝えて渡し、2階社長室で、商談をしておりました。
2時間ほどして、2回目のお茶を、当社事務の、井川が、持ってきてくれたのですが、
彼女、お茶を置いて、部屋から出る間際に、「お土産のお菓子、ありがとう御座いました」
と、お客様に、さりげなく声を、掛けてくれました。
何気なく言った、そのお礼の言葉は、彼女にしてみたら当たり前でした、感謝の気持ち
だったのでしょう。
しかし、お客様には、突然で、また、新鮮に聞こえたようで、彼女が去ってから、当社の
その態度、そして、彼女の事を、すごく褒めて頂きました。
金額面を、詰めていた、真剣な、商談が、フッと、和らぎ、その後の、話が、スムーズに
進んだことを、お礼を言ってくれた、当社井川に、報告しておきます。
今日も、お土産、ありがとう御座います。