2009.09.11
今回の出張でお世話になった現地取引先社長Rとは、14年の付き合いになる、
「ちゃちょう、ほんとかまじでおげんき?」などと、ときどきふざけた日本語を話す、
今回は彼が、現地2日間、私の旅のスケジュールをアレンジしてくれた、
弊社が荷出しした、グローバルパーツの到着に合わせて、普段絶対立ち入る事
が出来ない日本郵船のヤードに行けた、多くの荷物が動かされ、あちこちで色々
な品物の荷下ろしや積み込みが、多くの人によって行なわれていた、
撮影禁止なのに写真を撮ってしまった、
夜は現地式マッサージにも行ってきた、水槽に足を入れて、魚に余分な皮膚を
食べてもらうコースは、人にマッサージをしてもらう3倍の金額を払わされた、
待ち時間があるくらいお客がいて、そこで働く人達も忙しそうだった、そして魚も、
彼とはお互いの国に行っても、ホテル代は必ず自腹、ギャンブルはしない、
観光地へは行かない、女遊びはなし、お土産も無し、食事は割り勘、等、多くの
決め事がある為、滞在中お互い気が楽である、ここ数年ずっとそんな感じである、
しかし、飲み、だけは違う、
普段、なかなか奥様から出させてもらえない彼は、お客が来た時だけ、午前様
オッケーのビザが発行されるらしい、彼にお願いされ、夜分から飲みに出かけた、
そして彼の支払いで、朝までにビール数本とワインを3本をあけた、
私は異国の飲み屋で、普段味わえないなんともいえない雰囲気を楽しんだ、
調査目的である、現地の経済景気雇用問題を調べる出張であったが、仕事場、
マッサージ、飲み屋は、人も多いし活気もある、グローバルな朝帰りを体験して、
都市部の情勢は不景気を感じさせない、様々な場所で人々は活き活きしていた、
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しかし、帰り飛行機でそれとは違う現実を味わった、私が乗ったクラスの乗客は、
老夫婦1組と、外国人重役らしきおじさん2名と、芸能人っぽいだれかと、私だけ、
なにか楽しかった思い出と裏腹に、このギャップに寂しさと不安を感じた、、、、