2008.05.20
最後に叱られたのは、いつだろう、とよく考える。
ここ数十年間、自営業をはじめて、叱られた記憶がない。
社長になってからは、誰も、直接、叱ってくれないし。
このままで良いのだろうか、自分自身、なにか間違っていないか、
ときどき、心配になるときが、あります。
昨日のランチは、入社7年目のS社員と、混み合う一休庵で、いつものミーティングを、行なった。
小生、最初は、仕事に関する事を、聞いてあげたり、アドバイスや、助言をしてあげていたのだが、
途中から、会社の考え方と、彼の行動の違いから、半分、叱り口調で、語ってしまったのである。
話を聞くその社員が、普段おとなしいのと、たぶんマゾなので、昨日は自分も、声が荒くなって
しまったかもしれないが、叱られた内容が、的を得ていたのか図星だったのか、その子にとって
叱られる要素があったのだろう、、、話し終わった後の、その社員Sは、ちょっと違った。
なにか ”そんな事を言ってくれて叱ってもらって気付きました” 雰囲気だったのである。
叱られたことで、”自分の忘れかけていた事を、思い出したぞ” 雰囲気だったのである。
急に目がキラキラ輝いて、”午後からの仕事を一丁がんばったろか” 雰囲気だったのである。
食事を終えて、私の運転で、会社に戻り、彼を、降ろすとき、そのS社員は、大きな声で、
ありがとうございました。といって、工場の方に、モーレツな勢いで走っていったのである。
自分のやり方は、やっぱ間違ってない、このままの自分で行こう。
社長を、叱らなくても、叱られた後の様な、気付きを、態度で与えてくれた。
叱られることがないけど、叱って解ってくれた事で、自分の判断に自身がついた。
この2週間、社員のみんなと、ランチミーティングをしてよかった。
最後に、、、
一休庵ランチミーティングで、毎日一休に通ったから、ランチの売り上げにも繋がった。
一休の店長も、喜んでくれるだろう。当社社員達も、温かい食事で嬉しかったであろう。
ただ毎回、領収書貰ってない自腹だけが後悔だわ。