2006.10.25
カーンガーンと音がするので、工場に行ってみると、生産部の加藤が、部品取り事故車輌の
ドアを、ハンマーとタガネを使って、叩いていました。
フェンダーやステアリング周りの部品をはずすのに、運転席のドアが外からも中からも、
開かないので、ドアノブの裏まで、叩いて切って、開けるそうで、、、見ていたら、数分後、
開けることができました。
その他にも、ネジがなめてしまったり、硬くて外れない時等に、最後の手段でハンマーを
使用するみたいです。
今度は、梱包ブースの方で、コンコン、と音がするので振り返ると、
ハンマーと釘で、エンジンミッションを出荷する際の台を、梱包のおじさんが作っていました。
大ハンマー、プラスチックハンマー、テストハンマー、板金ハンマー、ピコピコハンマー等
ハンマーの種類は、たくさん有りますが、”叩く行為” は、それ以上に、色んな場面で役に立ちます。
“ハンマーを持つ人には、すべてが釘に見える” と、マーフィーの法則の、諺でも有る様に、
子供達でさえ、ハンマーを持つと、叩きたくなるのでしょうか。
ちなみに、マーフィーの法則、”ハンマーを持つ人には、すべてが釘に見える” とは、
“自分が持っている手段に、固執することを戒めたもの。” だそうです。
ゲーム終了後、そのハンマーで私のお尻を叩いてきた子供達の様に、物事の考え方、
感じ方や想いを、もっと広い目で、素直に見れるようにならなくては。