2010.03.12
本日新聞のニュースで、日本銀行はさらに10兆円の金融緩和を行い、総計で20兆円の
資金を、0.1%で市場に供給しデフレを緩和する、と報じられています、
通常中央銀行は、金融調整を行い、インフレを、抑える側にまわる役目をするはずですが、
日銀は、超低金利で、資金を銀行に貸し出し、バブルとインフレを作るといっているのです、
世の中は、企業の業績悪化による貸し渋りもあり、各金融機関はお金を貸し出す先がなく、
手元に余っている状態です、それなのにさらにお金を貸そうとしているのです、
では、なぜ今、このような状況にも拘わらず、日銀は金融緩和を打ち出したのでしょうか、
先日、とある証券会社の新人お姉さんが嬉しそうに、日経平均がレジスタンスラインを上方
突破して上昇するトレンドに入ったように見えます、と言っていました、
私がリコール問題発生後の時に買ったトヨタ株も、いまだ悪いニュースが続く中、これ以上
下がる気配も無く、なぜか豊田社長のアメリカ公聴会前から上がり続けています、
今、日本国債が安定しているのも、日本株が上がっているのも、日銀が金融市場に資金を、
供給してこれらを買わせているためであり、企業が安定している訳でも、業績がよい訳でも
資金があるからでもありません、
銀行やその資金を借りた海外ファンドが、0パー金利で株を買わされているのです、
現在バブルの真っ最中、今後さらなる株や国債のバブルが発生する可能性がありますね、
証券会社新人お姉さん、会社の先輩から聞いたトレンドの話も当たってるかもしれません、
確かに、株価が上がれば企業業績回復、そしてデフレ脱却となるのかもしれませんが、
ニチギンの資金供給が止まったとき、投機マネーだけで支えられている、企業、株価、
鉄相場、、、、、、そして日本はどうなるのでしょうか、
とりあえず私は余裕の鼻歌、
3325円で買ったトヨタ、3525円指値で、売りです、