2020.11.18
廃車手続きを、自分自身で行いたい方は必見です。
なにせ、廃車手続きをするには、
・車検証
・ナンバープレート
・印鑑証明書
等々の書類等が必須アイテムですが、自動車屋さんなら、誰もが知っているのかもしれませんが、後ろのナンバープレートには、封印がついています。
業者さんではない個人の方だとナンバープレートの取外しには、いくつかの山場があります。
ナンバープレートあるあるベスト3(中の人:調べ)が、
・封印が取れない
・ネジ山が錆びて回らない
・盗難防止ボルトが装着されている
ですので、真っ先に困るのが封印の外し方と言えるでしょう。
盗難防止ボルト装着車
そもそも、ナンバープレートは正式名称ではありません。
『自動車登録番号標』
登録自動車に、取り付けられるナンバープレートで、“封印アリ”です。
運輸支局で手続きを行う、いわゆる普通車に装着されています。
ちなみに、岐阜ナンバーを登録するのが、中部運輸局の岐阜運輸支局で、
〒501-6133 岐阜県岐阜市日置江2648番地の1
電話:050-5540-2053
と、飛騨ナンバーを登録するのが、中部運輸局岐阜運輸支局の飛騨自動車検査登録事務所で、
〒506-0035 岐阜県高山市新宮町830番地の5
電話:050-5540-2054
です。
※登録するのは使用者の所在地によりますが、廃車手続きは全国どこの支局でも可能です。
『車両番号標』
軽自動車等に取り付けられるナンバープレートです。
最近は、軽自動車でも記念ナンバーで白いプレートが多いですが、通常だと黄色いナンバープレートです。
この軽自動車に付けるナンバープレートには、“封印ナシ”です。
岐阜ナンバーの申請は、軽自動車検査協会岐阜事務所で、
〒501-6256 岐阜県羽島市福寿町千代田三丁目83番
電話:050-3816-1775
です。
『原動機付自転車番号標』
いわゆる原付バイクなどの50~125ccの原動機付自転車に付けられているのナンバープレート。
この原付バイク用のプレートも“封印ナシ”です。
原付の廃車は、市役所等の市町村で、税制課が窓口です。
「軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書」に必要事項を記入して廃車します。
その他手続きで必要なものは、
・印鑑(朱肉を使用するもの)
・標識交付証明書(無い場合は窓口で、その旨を伝えればOK)
・ナンバープレート(原動機付自転車番号標)
・窓口で手続きする人の身分証明書(免許証等)
ちなみに、ナンバープレートには「封印」アリといっても… 実は、軽自動車には封印がありません。
ナンバープレートの封印を義務として取付なければならないのが登録自動車とされています。
登録自動車と言うのは、普通自動車、小型自動車(二輪を除く)、大型自動車です。
登録自動車のナンバープレートは『自動車登録番号標』と言います。
軽自動車のナンバープレートは、『車両番号標』と言うので、“登録”ではなく“届出”で手続きがなされます。
端的に言うと、登録しなければならない“資産”だから、動産物しての所有権を確認するために“封印”するのです。
軽自動車は、届出で済むので資産とは扱わないので“封印”は不要と言うことです。
失礼な話しですよね?
軽自動車も、キチンとした自動車なのに…
法律が古いので、昔の価値のままなのでしょうね。
法律と言えば、道路運送車両法第11条では登録する自動車については、ナンバープレートに封印を取り付けないと公道を走行不可とされています。
さらに、道路運送車両法施行規則第8条では、封印取付けは運輸支局又は封印受託者が行なわなければならないとされてます。
また、道路運送車両法第11条第5項では、封印は整備等の理由でしか取外してはならないとされています。
もし、ナンバーの封印を勝手に取外した場合は、6ヵ月以下の懲役又は30万円以下の罰金と、2点の違反点数が付きます。
といっても鈑金整備の必要がある場合や、破損や紛失の場合は、ナンバー登録を受けた運輸支局で再封印の手続きが可能です。
そして廃車する場合にも、封印を取外す必要があります。
廃車する場合の封印取外しは、運輸支局にて実施した方が無難です。
万が一、廃車手続き書類に不備があった場合でも、上記のとおり“再封印”すれば、公道を走れるので安心ですからね。
さて、いよいよ“ナンバープレートの取外し方”です。
ナンバーを固定するネジは、「プラスドライバー」、10ミリの「スパナ」か「ソケットレンチ」等で外します。
あとで記載しますが、「マイナスドライバー」か「ペンチ」「プライヤー」があれば、さらに安心です。
封印の無い、フロント側のナンバープレート取外しは簡単です。
フロントナンバー
ナンバーを固定するボルト頭は、10ミリでプラスねじです。
ドライバーで時計の反対回しの左に回して外すもよし。
インパクトソケットレンチで、ボルトをゆるめて外すもよしです。
問題は、リア側のナンバープレート取外しです。
向かって右側を固定するネジは、フロントナンバー同様に、ドライバーもしくはソケットレンチで外れます。
向かって左側には“封印”が取り付けてありますので、下記の方法で外しましょう。
※方法:1(難易度:簡単)
封印をよく観察すると、内側に薄い円溝が確認できます。
封印は、アルミ製で出来ており、この円溝部分は他の部分に比べて薄くなっています。
薄くなっている理由は、封印の再利用防止や盗難防止です。
その封印内側の円溝の部分を、マイナスドライバー等で突き刺します。
すると近松商会の女性スタッフでも、簡単に封印の内溝がキレイに破れます。
あとは簡単。
封印のフタになっている部分は、手で綺麗に取れます。
もし取れないようなら、ペンチやプライヤーで摘まんでとりましょう。
そうすれば、封印内部には他の部分と同じように10ミリのボルトで固定されているだけです。
封印の内部に固定ボルトが確認できるので、プラスドライバーでネジを取り外します
ドライバーかソケットレンチで左回しにゆるめて外しましょう。
※方法:2(難易度:業者向け)
封印はアルミ製です。
プラスドライバーで、封印の真ん中に突き刺します。
内側の円溝と違い、封印の真ん中を破るのは少し力が必要です。
ボルトが錆びていたりすると、封印のフタが邪魔になり固定ボルトが上手に回らない事も多いです。
※方法:3(難易度:力技)
封印を、ペンチやプライヤーでつかみ、封印を取り外しましょう。
ただし、下記の画像のとおり封印の台座は、大変に丈夫に作られています。
プライヤーで取り除くには、まさに力技です。
錆びてどうしようもないボルトの場合には、この方法で対応します。
封印の台座部分を取り外さないと、ボルト頭へのアクセスが上手く行かないからです。
上記の方法:1~3であれば、ほとんどの封印で固定されたナンバープレートが取外しできます。
コツは、先に封印側のボルトを取り外した方が、ナンバープレートが右側ボルトで固定されているのでグラグラせずに外しやすくなります。
しかし・・・
最近、増えてきたのが「盗難防止ボルト」で固定されたナンバープレートです。
これは、そのボルト専用の特殊ソケットレンチで外しましょう。
万が一、特殊ソケットを紛失した場合。
購入したディラーで、特殊ソケットを買うのが間違いないです。
プライヤーや、バイスプライヤーを使っても、ボルト頭が丸いナベタイプなので滑ってしまいます。
比較的、上手く特殊ボルトを外すには、ネ○ザウルス等の工具を使うと良いでしょう。
○ジザウルスは、つかみの部分がプライヤーと違い縦に溝が掘られているのが、特長です。
では大型トラックや中型、準中型トラックのナンバープレート取外し方はどうすれば良いのでしぅようか?
実は、乗用車と同じ要領でOKです。
フロントナンバーを固定するボルト頭は、10ミリでプラスねじなので、ドライバー等でボルトを左に回して外します。
トラックのナンバープレートリア側の封印も、同様に封印の内側の円溝にマイナスドライバーを突き立ててフタを取り外します。
トラックのナンバー封印にマイナスドライバーを突き立てる
トラックのナンバー封印でも円溝部分は薄いので簡単に取れる
同じように10ミリのボルトで固定されているだけなので、ドライバーかソケットレンチで左回しにゆるめて外しましょう。
じゃ、軽トラックや、軽自動車のナンバープレート取外し方は?
軽トラックのナンバー
もう、ここまで読んで頂いた方にはお分かりですよね。
乗用車と同じ要領でOKです。
フロントナンバーも、リアナンバーも、固定するボルト頭は10ミリでプラスねじです。
封印はありませんので、ドライバーやソケットレンチでボルトを左に回して外します。
おまけ・・・
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