2008.10.14
問い合わせや相談の電話が多いので、
ここらへんでそろそろ申しておきましょうか・・・
先週末の株価暴落から週明け、NYも東京市場も反発していますが、
鉄価格の下落は止まりません、円高でアルミや銅もまだ下がるでしょう。
当業界のくるまのA材も、リサイクル料金のシュッレッダーダスト費用分
である、トン8000円以下にはならないとするならば、あと多少の下げが
あっても底値と見ますが、市場にスクラップ屑が溢れかえっている為、
荷止め等の影響で8000円割れもありうるかもしれません。
いずれにせよ、昨年の初めに小生が予測警告したとうり鉄価格の
バブルもはじけました。 (ちなみにこれ)
市況と鉄価格のテクニカル分析も完璧に当たりました。
今後、過去の歴史から見ても、短期的には、株価と市況と鉄価格、
メタル価格は連動しませんから、是非お気をつけ下さい。
さらに今回の世界不況で、自動車リサイクル業界の実体経済への
影響も社会の情勢や景気などとは一致しないと予測しています。
私達はこれから、中期的に経営計画を注意深く立てていかなくては
いけませんね。小生も最大限の、リスクマネージメントをとりながら
見守って行こうと思っています。
弊社は現在、自己資本率44%台をキープしております。
この暴落で多少売り上げは下がるかもしれませんが、当初から
下落の予兆を掴んで安全運転をしてきました。相場商品だけでなく、
付加価値を創造する取り組みにもチカラを入れてきました。
これは決して強がりではありません。逆にこんな時期だからこそ、
よいポジションがとれるチャンスだと捉えています。
今日は雨が降っていて寒いですが、まぁ頑張ってくださいね。