もう一つ先日研修で行った宮城仙台での思い出、、、

東北地方でローカル電車に乗るのはこれで２回目、、初めて秋田で電車に乗ったとき

勉強になったのが乗り降りするときに押す扉を開けるこのボタン、

 

 

寒い地方では、誰も乗り降りしない駅で電車の扉が開いて乗客が寒い思いをしない為に、

乗り降りする人が扉の横にあるボタンを押して、自らが扉を開けるシステムになっている。

東北ローカル電車が初めてだった秋田では、自分が先頭に並んでいてなかなか空かない

ドアに立ち尽くし後ろに並んでいたお姉さんにボタンを押してもらって恥ずかしい思いをした。

 

 

今回は仙台駅から岩沼駅に向かったのだが、乗る前にそれを知ってるから絶対

知ったかぶりでかっこよくそのボタンを押してやろうと思っていた。

乗るときは乗車まちの先頭じゃなかったので、地元女子高校生にそのボタンを先に

押されてしまったから、降りるときに絶対自分がそのボタンを押してみせる、、、と

動き出した電車の席に着いた。

 

 

７つ目駅で降りることは調べてもう知っている、６つ目の駅が過ぎたら席を立ちその

ボタンの前に立とう・・・と考えていたとき、２つ目の駅でおばあさんが乗ってきた。

電車は普通に混んでて数人が立っている状態であった、隣に座ってる高校生が席を

譲る気配もなく、そのおばあさんに席を譲ってあげた。おばあさんは嬉しそうだったし、

自分もいい事をしてとても気持ちが良かった。

 

 

降りるまでにまだ何箇所か駅があるから、そのボタンの前に立つ事が出来ないため、

反対側ポジションで立ちながら今度はどのタイミングでボタンを押せば良いのか緊張

しながら、降りる人達を観察し続けて参考にすることにした。

５つ目の駅を過ぎてようやくボタンを押すタイミングがつかめてきたので、自分の中で

多少緊張がうすれてきた、よし出来るぞ、電車は６つ目の駅に止まるためスピードを

落としはじめていた、よし決行は次の次の駅だ、これであのボタンはワシのものだ、、

 

 

６つ目の駅止まる間際、余裕が出来たのでふと扉の上にある路線図を見ると、降りる

駅名が仙台駅から６つ目であることが判明した、やばい、７つ目の駅じゃなくこの駅で

降りるんだ、、アイポットで音楽聴いているから車内アナウンスが全然聞こえなかった。

電車が止まる間際だったからだいぶ焦った、でも気付いて良かったーーー

この路線図見なかったら乗り過ごすところだっだよーーー止まる寸前助かったーー

 

よし今度はボタンだボタン、押さなくっちゃーー、、、、はやくはやく電車は止まったぞ、

自分でこの電車の扉をあけるんだー、、、、秋田のときのリベンジだー

 

 

 

 

 

とその瞬間、さっき席を譲ったおばあさんにそのボタンを押された。。。。