2008.03.11
小泉純一郎元首相が、平成13年暮れ、田中真紀子元外務大臣に渡したとされる
佐藤一斎の、「重職心得箇条」 小生、3年前から、いつも持ち歩く愛読書です。
その八条によると_________________________________
重職たるもの 「 仕事が忙しい 」 などと言うことは、恥ずかしいと思いなさい。
いくら忙しいと、自分で思っていても、口に出して言わない方がよい。
「今、仕事が忙しい」 などと言う言い訳は、自分は、
“やるべき事を、いつもきちんとやっていません” と、言っている様なもの。
“あちらこちらが、おろそかになっています” と、
主張しているようなものだから
恥ずかしいと思いなさい。
いくら忙しくても、自分で 「 忙しい 」 と言ってしまうのは、さらに 「 忙しい忙しい 」 と
自分自身で、加速してしまうようなものです・・・
_________________________________________と言っています。
これはまさに言霊で、言霊は、口から出した言葉によって自分の考え方や、行動が言った様に
全部動かされてしまうことを意味します。
心に余裕がないと、重大な事件が起こっても気付かないし、重要な事も忘れてしまう、自分が、
部下の仕事までやってしまっては、部下が育たない。「 忙しいから、後にしてくれ 」 と答えると、
仕事のチャンスもなくなるし、人も、近寄らなくなってしまう。
ということで・・・ 私は暇です。心に余裕も必要です、だから今から10分間だけ仕事しません。