2007.03.05
事業活動を行ないながら、、今、何をしなくては、いけないか。
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地球温暖化対策の推進に関する法律
地球温暖化が地球全体の環境に深刻な影響を及ぼすものであり、気候変動に関する国際連合枠組条約及び
気候変動に関する国際連合枠組条約第三回締約国会議(京都会議)の経過を踏まえ、気候系に対して危険な
人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を
防止することが人類共通の課題であり、すべての者が自主的かつ積極的にこの課題に取り組むことが重要で
ある事にかんがみ、地球温暖化対策に関し、国、地方公共団体、事業者及び国民の責務を明らかにすると共に、
地球温暖化対策に関する基本方針を定めること等により、地球温暖化対策の推進を図り、もって現在及び将来の
国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するとともに人類の福祉に貢献することを目的とする法律である。
(同法第1条)。
小生の考えも、今後、自動車リサイクル業界が、取り組まなくてはいけない、優先的な目標は、事業を行なう上
での、”地球環境保全”であると想っています。
商売を行なう以上、資本主義、自由経済のなか、事業に対しての競争の原理は、絶対になくなりません。
しかし自動車リサイクル業界の各個社が、各個人が、地球環境に対して、共生や協調は、出来ると思います。
弊社では、地球温暖化の原因となる、温室効果ガスの一種である、二酸化炭素(CO2)の削減に向けての
取り組みを始めています。
事業活動に伴って発生する、決められた項目の消費量を、毎月集計し、それを、二酸化炭素が発生する
係数を掛けて、排出量を出しています。
その数値を、当社の使用済み車輌の総解体台数で割って、1台あたりを解体して発生する二酸化炭素量を
算出します。
集計を取り始めて2年になります。そのデータを元に、現在、内訳の分析をしている段階で、今後具体的な
削減方法や、工程管理で発生するデータ取りが必要です。
この取り組みは、英国国立ウエールズ大学大学院環境プログラム環境総合研究所の鶫教授の指導の下
内閣府認証NPO法人、RUMアライアンスと、近松商会で行なっています。 RUMアライアンスは→こちら
現在は、この取り組みが少しだけ認められ、自動車メーカーの方の来社が多くなりました。今後はメーカー
のデータ分析を取り入れながら、早い段階で、削減目標が立てられたらと想っています。
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しごとをしながら、あなたが、いま、なにをしなくては、いけないか、わかりますか